博物館
山清韓方医学博物館
慶尚南道山清郡では第7回山清智里山韓方薬草祭りが2007年5月4日～9日まで、山清邑の公設運動場と伝統韓方休養団地一帯で開催されたが、祭りの第1日目の5月4日(金曜日)15：00には山清韓方医学博物館の開館式が行われた。
山清韓方医学博物館は、恵まれた自然条件をもった韓方薬草の本郷である山清郡の地域の特性を生かして山清郡が建立し、釜山大学韓方医学専門大学院が運営する、全国初の韓方医学関連の専門博物館である。この博物館は檀君以来、数千年もの間、韓民族の健康を守ってくれている韓方医学の過去と現在、そして未来が共存する空間だ。また、ここが人類の未来を切り開く新しい医学、世界の中の韓方医学として発展する礎石となるであろう。
第1展示室は伝統医学室で、第1空間は韓方医学の歴史と発展課程の紹介、第2空間は伝統療法の紹介、第3空間は韓方医学の優秀性の紹介、第4空間は体験してみる韓方医学となっており、第2展示室は薬草展示室で、第5空間は歴史と分類、第6空間は薬草について、第7空間は韓方薬草の本場、山清郡の紹介というふうになっている。家族で訪れて韓方医学の歴史を学び、様々な伝統療法を身につけて実生活に役立てると良い。また、韓方体験もいろいろあるので、各種薬草(適応症状や効用は人参と似ているが、薬効が卓越している‘山参’や、中国が原産で石墓や渓谷で採れるが観賞用としても栽培する‘ケマン草’など)について勉強してみるいい機会となるはずだ。
山清博物館
- 建立目的 : 山清郡で出土された伽耶時代の遺物を体系的に展示・管理するため
- 遺物数 : 生草彫刻公園内に位置する伽耶時代の土器類など108点