森/公園
先史時代に作られた生草古墳群と於外山城に連接した生草国際彫刻公園は、最近発掘された伽耶時代の古墳群2基と国内外の現代彫刻20点余りが共にあり、古代と現代が調和をなしている特色ある文化芸術公園である。ここに設置された彫刻作品は1999年、2003年、2005年に山清国際現代彫刻シンポジウムに参加した世界的な彫刻家たちが作った作品だ。
於外山城は生草古墳群の上部左側、椏山(海抜366.9m)に位置しており、高麗初期の山頂型石築山城(山の頂上を取り囲んだ城)の形をしている。文禄の役の時には紅衣将軍・郭再祐が義兵を率いて北進してくる日本兵を防ぐためにここを拠点として偉大な戦果を挙げたといわれる。
後方にある台峰山の海抜200~240m地点の丘陵地には、慶尚南道記念物第7号に指定された生草古墳群がある。墓の内部に石を積んで部屋が作られており、天井を狭めて石の蓋を閉め、入口と通路がある横口式の石房墓で100個余りあったと推定されている。伽耶時代の古墳研究の重要な資料として評価されている。
生草国際彫刻公園は、生草面の面所在地と古邑の庭、鏡湖江を一目で眺望できる場所に位置しており、その付近はピリチム(オイカワの蒸し煮)、ソガリタン(高麗ケツ魚の辛いスープ)、オタンククス(海鮮うどん)などの淡水魚料理で有名な食堂が多く、山清の郷土料理を味わうことができる場所でもある。
慶尚南道山清郡三壮面洪界里に位置した25,800mの規模と約8,358mの面積の高い山と水のきれいな桂林亭の森は、山清郡の遊園地として脚光をあびており、その自然環境の良さは指折り数えるほどだ。大源寺入り口を過ぎ、栗頭嶺入り口の洪界橋向かいにある。自然発生遊園地として、鬱蒼と生い茂る木々が美しく、日陰が涼しいうえにきれいな水が豊富なことから、夏は避暑客で賑わう
1991年に自然発生遊園地に指定された森として、森の中に桂林亭という亭があることから桂林亭森と呼ばれる。森に茂る木の樹種はアベマキである。家族連れで訪れ、桂林亭の澄んだ空気の中で水遊びをしたり、体験学習を楽しもう。また、休みをとって久しぶりに友人たちと集まり、都心での疲れた心と体をほぐして楽しい思い出を作ろう。カップルで訪れ、桂林亭で仲良く会話をかわし、忘れられない思い出を心に刻み込むと共に、写真に撮って残そう。
大浦森は、内源寺渓谷と大源寺渓谷の渓流が合流する地点にある自然発生遊園地だ。渓流の水もきれいで水かさも豊富な上、鬱蒼と茂る森の木陰が広がっており、夏になると多くの人々で賑わう。
内源寺渓谷の入り口にある大浦森は、子供たちが水遊びするのに絶好の場所だ。内源寺の水流と大源寺渓谷の水が出会う所に位置していて、水の深さは幼稚園生の膝ほどの浅い所と大人の背の深さくらいの深い所もあるため、子供から大人まで楽しめる。上から流れてくる渓流の上をゴムボートに乗って滑り降りて遊ぶことができる。
大浦森は、三壮面大浦村前にある木陰の遊園地だ。大浦森の前の道を少し外れて上がっていくと、内源寺がある。水ぎわの森の木陰で水遊びをしたり、敷物をしいてちょっと昼寝をするのもいいだろう。大浦森に行く途中にある‘徳山’と言う村を過ぎると大源寺に行く道が現れる。
2つに分かれた道の右に曲がると、旧道で二車線より狭い道が現れる。そして道に沿ってまっすぐ行けば新しい道路が見えるが、2つの道のどちらに行っても大浦森に行く。静かな秋の日に、旧道路を行く道に出会うイチョウの木と柿の木から、実に風情を感じる。夏休みには子供連れで来て水遊びをしたり、または休暇を使ってやって来て、久しぶりに友人たちと一緒に童心に返ってみて涼しい夏を過ごしてみてはどうだろう。また、カップルでデートを楽しんで忘れられない思い出を作ってみよう。
山清郡三壮面石南里にある松亭森は三壮小学校向かいにある自然発生遊園地で、砂地のため排水がよく、キャンプ場としてはまたとない場所だ。また、松林の前の徳川江の水を塞いでおく堰(農作業をするために川を遮る堤防)がある所は、人口のプールといってもいいほど水遊びに丁度いい水の深さが保たれている。
松亭森は砂地のため排水がよく、キャンプ場としてはまたとない場所だ。また、松林の前の徳川江の水を塞いでおく堰(農作業をするために川を遮る堤防)がある所は、子供たちの水遊びに丁度いい水の深さが保たれている天然プールだ。
松亭森はトイレや給水設備もとく整っている。また、木の橋向かいの道路沿いには駐車場、民宿、モーテル、食堂や商店などの様々な便利施設があるのもここ松亭森の魅力だ。
松亭森から約4㎞離れた三壮面大浦里の大浦森も半日程時間をとって休んでいくにはいい所である。水ぎわのすぐそばの森の木陰で水遊びをしたり、敷物をしいてちょっと昼寝をするのもいいだろう。大浦森の前の道を少し外れて上がっていくと、内源寺があり、松亭森からそう遠くない柳坪里には大源寺がある。どちらも広大な智里山の山裾の古寺らしく、風光明媚な森と渓谷に囲まれている。内源寺渓谷と大源寺渓谷は国立公園区域のため、炊事やキャンプ、水遊びなどは禁止されているが、しばらくの間、足を水につけて暑さをしのぐ程度は可能だ。